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八甲田山;その1 大岳西面酸ヶ湯沢 1月

山スキールート集;八甲田山
八甲田山は雪の豊富さと雪質の良さ、アプローチの良さで非常に素晴らしいスキーエリアで1月から5月までフルに楽しめる。ロープウエイを使えばアプローチなしでそのまま滑降できる。圧雪されないコースのために降雪直後は極上の新雪パウダーが味わえる。一般スキーヤーの為の決められた2つのコース意外にも手軽にツアーが楽しめる。銅像コース、寒水沢コース、三角ルートなどはその代表的ルートだが、地形を把握できればコース沿いに縦横無尽に滑って行ける。ここではそれらの滑るためだけのコースの紹介はしないが、悪天候などの時や午前のみ午後のみなど時間が限られたときなどにはサブルートとしてお勧めしたい。

仙人岱の樹氷と小岳
八甲田酸ヶ湯沢4

八甲田山 その1大岳~酸ヶ湯沢 1月
◆コースタイム
酸ヶ湯登山口7:10~8:00地獄沢~8:35仙人岱~10:00大岳10:45~11:00大岳ヒュッテ~11:40酸ヶ湯沢源頭12:00~13:10酸ヶ湯

この酸ヶ湯沢のコースは酸ヶ湯から仙人岱を経て大岳に登り、北面を滑降して大岳避難小屋から西面を回り込んで酸ヶ湯沢源頭に滑り込み往路に出るもので、一般的には避難小屋から酸ヶ湯に滑り込む大岳環状ルートを行くのだが、酸ヶ湯沢のコースは緩斜面がなく厳冬期でもラッセルの心配が無い。通常ルートに飽き足らない変化を求める人向きである。

八甲田酸ヶ湯沢1
起点は酸ヶ湯の裏手の登山口。大岳と硫黄岳
大雪直後に1度だけラッセルに苦闘したが、仙人岱ヒュッテで年を越す地元の人たちが入るので、厳冬期でも年末年始ならまずトレースがある。

八甲田酸ヶ湯沢2
酸ヶ湯から環状ルートを辿り地獄谷に出る。地獄谷に出るまでは樹林の中を行く。

八甲田酸ヶ湯沢3
仙人岱には地獄沢をそのまま詰めて行けば自然と出る。晴れていれば大岳を臨むことが出来る。
地獄谷の源頭部は風の通り道でいつも風が強く、雪が飛ばされていて岩がむき出しのことが多いが、1月は雪面を拾って行けば板を脱ぐことはない。これを嫌って地獄谷の左岸尾根に上がり硫黄岳とのコルに出て仙人岱ヒュッテ経由で大岳へ向かう人が多いが、時間的には遅くなる。

大岳~酸ヶ湯4-1
仙人岱に出ると辺りは樹氷の森で素晴らしい景観が広がる。八甲田山ならではだ。
正月の仙人岱は竹竿で十字路まで案内していることがほとんどである。正月常連客の人たち用か。

八甲田大岳4-2
余裕があればヒュッテで休憩、天気が悪いときはありがたい存在だ。

八甲田酸ヶ湯沢5
大岳山頂へのルートは夏道沿いは狭くて急なのでアイゼン、ピッケルの世界でシール登行には向かない。スキーの場合は東寄りに回り込んで無立木の大斜面を登り外輪山の一角に出る。希だがクトーが必要になるときもある。

八甲田酸ヶ湯沢6
そこから火口の縁を辿って行く。

八甲田酸ヶ湯沢7
厳冬期の大岳だけの風景がこれだ。

大岳~酸ヶ湯8
山頂はいつも風が強くゆっくりとは休めないだろう。

八甲田酸ヶ湯沢9
北面の滑降がこのコースの白眉だ。

八甲田酸ヶ湯沢10
快適な滑降。

八甲田酸ヶ湯沢11
大岳避難小屋を確認しながら目指して自在に滑る。

八甲田酸ヶ湯沢12
大岳避難小屋はシュカブラに覆われてお菓子の家みたいだ。

八甲田酸ヶ湯沢13
小屋の前を通って大岳の西側に回り込むようにトラバースして行く。

八甲田酸ヶ湯沢14
南面のような大きな樹氷はないので滑りも容易だ。

八甲田酸ヶ湯沢15
スキーが気持ちよく滑る程度に斜度を保って行けば良い。

八甲田酸ヶ湯沢15-1
山頂から南西に延びる顕著な尾根に阻まれたらそこが酸ヶ湯沢の源頭部でトラバースから滑降に移り沢形を滑って行けば良い。

八甲田酸ヶ湯沢16
二俣に出て谷が狭まってきたら左岸を滑るようにすれば、酸ヶ湯に近い往路に出る。

◆ルート概念図GPS等の資料をもとに作成
大岳~酸ヶ湯沢ルート1
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プロフィール

bunatoiwana69

Author:bunatoiwana69
山のソナタ集へようこそ!
19の時から山登りを始めて現在75歳。
東京の京橋に生まれ、都会に育ちながらも山の自然に憧れる。
脇目も振らず、馬鹿のひとつ覚えで山登り一筋。
時々の風景と想いを切り取りブログにしました。

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