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阿武隈山地

阿武隈山地
阿武隈山地 (1)

冬枯れの道を歩き、
急な尾根を登り、
樹林の峠からひとつの岩峰に辿り着いた。
途端に展望が広がり、
そう高くはない周囲の山波みが逆光に霞んで連なっていた。


阿武隈山地 (2)

身を乗り出せば絶壁の上。
長閑な陽差しの日溜まりの中で
「岩場が続いているよ」
そんな仲間の声に覗いてみると
素晴らしい岩稜が連なっていた。


阿武隈山地 (6)

阿武隈山地 (10)

遮るもののない岩稜によじ登ると
地平が目の高さに広がり、
周囲の風が岩肌を舞うようにすり抜けて行く。


阿武隈山地 (7)
御岩山ロック

切れ落ちた足元を確かめながら、
又ひとつ自分の山を見つけられた喜びに浸る。
毎年一年を振り返るときに訪ねる阿武隈山地は
いつもこんな風に迎えてくれる。


阿武隈山地 (4-2)
奥竜神峡

阿武隈山地 (4)
那珂川は鮭が遡上する

阿武隈山地は低山の宝庫である。どこから何処までがその範囲か、という議論は残るものの海岸線の地形図を除いても、2万5千分の1図でおおよそ100枚にも及ぶ。

阿武隈山地 (8)

阿武隈山地 (11)

隆起と浸食を繰り返し現在の山地を形成したもので、なだらかに隆起した端正な山や地質の硬い部分が残って岩場を作り出した山など、実に様々な姿の山が散らばっている。

阿武隈山地 (13)

房総がうねるように山並みが続いているのとは違い、独立峰が多いのが特徴でひとつひとつの個性が魅力となっている。

阿武隈山地(9)

いつも場面は黄昏時、
彼方の燈赤色の広がりが
雲の中に溶けながら染まって行く。
山並の隙間を埋める凪のように静かな靄や
天上のうろこ雲やすじ雲であったり、
形は常に違うけれども、
淡く濃く、
ふと美しさを差し出された人の真心のように、
瞼が熱くなる。


阿武隈山地(12)

阿武隈山地(13-1)

遠回りしてやっと掴んだ安らぎが、
時には見えなくなっても、
風に聴け、
花に聴け、
そして山に聴く。


阿武隈山地 (0)

君がくれた道しるべも
季節が幾つも移りゆくとき,
少しづつ分からなくなった。
今年も暮れゆく時に、
どんな言葉が欲しい、
若い頃は良かったなんて、
そんな人生で終わりたくはないから、
若さよりも若々しい人であり続けたい。


阿武隈山地 (3)

のほほんと暮らせる時代に、
私は荷を担ぎ、
汗をかき、
息を切らせて山登り。
何もないといわれる田舎には
必ず山が有り川がある。
我々にとっては宝物のような所。


阿武隈山地 (5)

山の会は個性の集まりで有り、
仲間で有り、
決して群れではないのだから。
個人が尊重され、
ひとりでも充分幸せになれる時代に、
わざわざグループを作って
絆だ信頼だ共に歩きたいだなんて、
素敵な生き方だと思います。


阿武隈山地 (17)

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プロフィール

bunatoiwana69

Author:bunatoiwana69
山のソナタ集へようこそ!
19の時から山登りを始めて現在75歳。
東京の京橋に生まれ、都会に育ちながらも山の自然に憧れる。
脇目も振らず、馬鹿のひとつ覚えで山登り一筋。
時々の風景と想いを切り取りブログにしました。

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