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2023.04.03-05屋久島宮之浦岳&永田岳

宮之浦岳~永田岳
宮之浦岳 (0)
一瞬青空が覗いた永田岳

雨は覚悟の山だったが、本当に連日雨模様、天気図で高気圧に覆われても山は関係なく雲がかかって雨が降る。そんな中で雨具を着ることが少なく3日間過ごせたのはラッキーだったかな。一瞬青空が広がって垣間見た宮之浦岳と永田岳の風景を胸に刻んできた。

3日
◆コースタイム
3日 安房屋久杉自然館5:20~5:52荒川登山口5;54~6:32楠川分かれ~7:08三代杉~8:02大株歩道入口~8:24ウィルソン株~大王杉~9:29縄文杉9:33~9:42高塚小屋~12:02新高塚小屋(泊)
宮之浦岳 (1)
宮之浦岳への各登山口へはシャトルバスが出ているので問題ないがその他の山では車がないと登れない。大人気は勿論縄文杉のコースで5時発の一番バスには自家用で駐車場まで来た人たちで既に満員。路線バスの私はぎりぎり2番目のバスに乗れた、この時点で20分遅れ。3番目のバスになると40分の遅れだ。
この混雑、シーズンオフの平日である。

宮之浦岳 (2)
シャトルバスで荒川登山口に到着。5:52分である。

宮之浦岳 (3)
トロッコ道を歩き始める。ガイド付のハイカーが多いのにも驚いた。普段山登りをしていない人が縄文杉を見ようと思ったらガイドを頼まないとちょっと大変なのかも、そんなこともあり島には登山用具のレンタル店が多い。

宮之浦岳 (4)
雨で水量の多い渓谷沿いの道である。
観光の目玉の縄文杉はそう簡単には行けないのだ。トロッコの軌道を延々と歩く、その先の登山道も長く山登りの領域だ。

宮之浦岳 (6)
落ちたらヤバい木橋を幾つも渡る。手すりがないので緊張する、濡れた木道は滑りやすい。

宮之浦岳 (5)
歩き始めてすぐの手彫りのトンネル。

宮之浦岳 (7)
一番バスに乗ったハイカーを追い越しながら快適に軌道を歩いてゆく。途中の分岐は白谷雲水峡への道で帰りはこの道を行くことになる。

宮之浦岳 (8)
トロッコ道の終点からは本格的な山道に入る。

宮之浦岳8-1
有名なウィルソン株、思ったより小さかったな。

宮之浦岳 (9)
中に入って空を見上げるのが定番だが、室の中に社が祀ってあった。

宮之浦岳 (10)
夫婦杉、名前のある巨木をひとつひとつ紹介は出来ないが

宮之浦岳 (11)
次々と現れる杉の巨木、三代杉、仁王杉、翁杉、ウィルソン株、夫婦杉、大王杉と現れて最後に縄文杉だ。
それはでかいが、柵がありこの距離で見るしかない、手で触れないので感動は薄かった。
元々杉には興味がないのかも。

宮之浦岳 (12)
縄文杉からはハイカーもいなくなり静かになる。少し歩けば高塚小屋である。

宮之浦岳 (12-1)
そこから宿の新高塚小屋までは1時間弱である。
小屋に入って間もなく、雨が降ってきた。雨が降る前に小屋に入れたのでラッキーであった。
コースタイム6時間50分を休み込みで4時間半で歩いた。まだ、10時35分がらんとした小屋の中でのんびり時間を潰した。昼になると淀川小屋から縦走してきた人たちが到着してくる。全員びっしょりになって可愛そうなくらいだった。
結局9パーティ15人になった。降り始めた雨は夜中降っていた。

4日
◆コースタイム
4日 新高塚小屋6:15~7:26平石岩屋~7:56焼野三叉󠄂路~8:17宮之浦岳~8:36焼野三叉󠄂路~9:31永田岳9:33~10:23焼野三叉󠄂路10:29~10:44平岩~12:02新高塚小屋(泊)
宮之浦岳 (13)
雨は夜中降り続いた。
雨は止んだが風がゴーゴーと鳴りどんよりとした曇り空のなか出発、ガスが立ちこめていたので、雨のフル装備で出発。

宮之浦岳 (14)
1時間ちょっと登り平石岩屋の岩場を通過する、風が強く吹きさらしの岩場は辛かった。

宮之浦岳 (15)
これが岩屋である。
平石岩屋は花崗岩の大岩が折り重なった素晴らしいところだ。視界は無いが歩く楽しさは感じられる。

宮之浦岳 (16)
時折ガスが晴れそうになるが、晴れることはない。

宮之浦岳 (34)
登山道に何気なく巨木があるのがさすが屋久島だ。
じめじめした登山道を黙々と登ってゆく、と言うよりもう登山道に水が流れて沢のようになっている。

宮之浦岳 (35)
印象的な木々の山道

宮之浦岳 (18)
永田岳との分岐が焼野三叉󠄂路で、まずは宮之浦岳を往復する。
ガスに覆われて展望は無く山頂の様子も分らないが次第に岩場となり大岩が行く手を塞ぐ、

宮之浦岳 (20)
左に回り込むと山頂標識が見えた。

宮之浦岳20
風が強い、予報では10数メートルだ。その風がガスを飛ばしてにわかに頭上が明るくなって太陽が顔を出した、でもそれ以上にはならず。条件の悪い山頂で、はるばる遠い道のりを辿り着いた実感が湧いてきた。

宮之浦岳 (21)
風に追われるように巨岩折り重なる山頂を後にする。

宮之浦岳 (17)
三叉󠄂路に戻り、次の永田岳だ。
雨なら往復を止めようと思っていたが、断念するような天気ではない。

宮之浦岳 (22)
振り返った宮之浦岳の全景がうっすらと見えた。
屋久島らしいこんもりとした緑の道が続き良い雰囲気だ。

宮之浦岳 (23)
にわかにガスが飛び青空が見えた。

宮之浦岳 (24)
永田岳が全容を現す。こんな天気でも山は微笑んでくれた。岩峰が連なりひとかたまりの大きな山となって頭上に聳えている。晴れに向かってガスが切れたにではなく、再び深いガスに覆われてくる。

宮之浦岳 (26)
宮之浦岳は再び雲の中に消えた。

宮之浦岳 (25)
途中の湿地から眺める永田岳方面
そんな情景を何回か繰り返して見ることが出来た。これだけ見せてくれれば文句は言うまい。

宮之浦岳 (28)
永田岳の山頂付近は大岩が折り重なる岩場である。

宮之浦岳 (29)
長いロープの先が山頂であった。

宮之浦岳 (27)
山頂到着、深いガスの中であった。

宮之浦岳 (30)
下山し始めるとまたガスが飛んで行く。

宮之浦岳 (31)
青空も見える、こんな繰り返しで疲れるな。

宮之浦岳 (33)
分岐に戻って永田岳を振り返る、霞みながらも再び全貌が見れた。

宮之浦岳 (32)
宮之浦岳もこんな状態の繰り返しなんだ。

宮之浦岳 (36)
素晴らしい風景を胸に刻んでゆっくりと小屋に戻った。
それにしてもこの独特な形の木々が魅力だ。

宮之浦岳 (37)
これが小屋のトイレ、良く整備されていた。
これからアタックという日と、明日は下山という日ではゆとりが違う。優雅な気持ちで2日目の山小屋ライフを楽しんだ。

宮之浦岳 (39)
小屋の床には白線で区画が引いてありこれが一人分だ。今回は一人で3枠ぐらい使うことが出来たのでのんびり出来た。

宮之浦岳 (40)
これが天幕場、この日は遭難してまだ行方不明となっている韓国の登山者のお父さんが捜索で上がってきていた。
6人の韓国のTVクルーが密着取材で付いてきていた。
夜はまた雨がぱらついていたが、結局こんな天気で3日間一度も雨に降られなかったのは奇跡だろう。

5日
◆コースタイム
5日 新高塚小屋6:00~6:34高塚小屋~7:36ウィルソン株~7:52大株歩道入口8:00~9:00楠川分かれ9:08~太鼓岩入口~10:06太鼓岩10:17~10:30辻峠~10:52苔むす森~10:58白石小屋11:08~11:50白谷雲水峡バス停13:00~13:20小原町バス停乗り換え14:15~14:58牧野バス停
宮之浦岳 (42)
最終日も雨は止んでいる、天気に恵まれたとは言わないが雨に降られなければ山はAでしょう。
快適に下って、トロッコ道に降り立つ。

宮之浦岳 (44)
濡れた木橋を慎重に、真ん中で立ち止まり写真を撮ったらふらついた、危ねー。

宮之浦岳 (43)
下山は多少下りのトロッコ道、快適なのは念願の登山を終えたからかな。

宮之浦岳 (45)
白谷雲水峡分岐。
下山は欲ばって白谷雲水峡に向かう。
というより荒川登山口のシャトルバスは朝5時台の一番の次が15時なのでバス便の多い白谷に下るのは仕方ないのだ。
小屋泊まりで下山した人はみんな白谷に下っていた。2時間は余計にかかるけどね。

宮之浦岳 (46)
辻峠まではひたすらの登り、途中の大岩が見物。

宮之浦岳 (47)
辻峠から太鼓岩へ行ってみる

宮之浦岳 (47-1)
宮之浦岳の稜線からの谷間を一望できる。

宮之浦岳 (48)
稜線はあいにくガスがかかっていたが、深い谷間に屋久島の自然の大きさが望めた。

宮之浦岳 (50)
傍らにはヒカゲツツジが咲いていた。この花は九州に来て初めて見た花だ

宮之浦岳 (51)
太鼓岩は白谷雲水峡の遊歩道の終点になっていて、皆さんここを目指して歩いて来る。
行程は観光のレベルではない、立派なハイキングだ。

宮之浦岳 (52)
苔が森中を覆っていて苔むす森となっている。
白谷はジブリのもののけ姫の舞台のモデルになったところで歩道にはハイカーが溢れていた。外国人も多かった。

宮之浦岳 (53)
縄文杉の方は時間もかかり結構ハードであるが、ここの遊歩道は1日でゆっくり回れる位なので人気が有るようだ。

宮之浦岳 (55)
歩道にも巨木が点在していて、巨木の名前を公募したりして観光の匂いがだよっていた。
これはくぐり杉、00小学校00さん命名「00杉」てな具合だ。

宮之浦岳 (54)
中間ぐらいにある白石小屋。

宮之浦岳 (56)
最後は吊り橋を渡って行くと素晴らしい渓谷がある。

宮之浦岳 (57)
観光ならこの渓谷を見るだけでも価値がありそうだ。
宮之浦岳 (59-1)

宮之浦岳 (60)
白谷峡バス停に到着、1時間以上待たされた。

宮之浦岳 (61)
白谷峡からは路線バスに乗って雨降りしきる中、宿に帰った。

千尋の滝とトローキの滝
最終日は仕方なくレンタカーを借りてどうしても見たかった千尋の滝とトローキの滝を見に行った。

千尋の滝3景
宮之浦岳 (76)

宮之浦岳 (74)

宮之浦岳 (75)

トローキの滝2景
宮之浦岳 (77)

宮之浦岳 (78)

宮之浦岳 (63)
屋久猿がいました。

宮之浦岳 (62)
こんなレンタカーです

◆小屋泊り事情
初日に観光協会に寄って登山届を出した際に、小屋は満員になる事が多々あるので天幕は持参するのが基本であると言われた。先着順なのだ。レンタル業も盛んで天幕を借りようかと出向いてみたが最近の軽量テントはなく断念、そんなわけで小屋へ早く着こうとプレシャーがあったのも確かだ。結果2日間とも60人定員の所20人以下だった。
◆登山口へのシャトルバス
登山者への考慮がないよいだ、メインの荒川登山口では始発が出たあとは帰りは15時、これは縄文杉を往復した人に都合の良い時間だ、我々は小屋から下ってくると昼前には荒川登山口に着いてしまう、なので白谷峡に下る選択となる。結果そちらにも寄れて良かったけど。2時間以上の追加タイムとなるのでくたびれた人には辛いよね。
◆宿  ホテル屋久島山荘 1泊素泊まり、6畳ほどの広いベランダ付で7000円(agoda)、老朽化したホテルの感じだが広い10畳の部屋でゆったり過ごせて滞在には良かった。夕食を頼むと+2600円
◆島内ではPayPay以外はあまり使えない。まだ現金のみが多い。パン屋、飲食店、バスもカードなどはないようだ。シャトルバスも現金。港のスーパーはd払いが出来たので感激。
◆レンタカー
登山にとって車がないと不便なところだ、なのでレンタカーが盛況である。私も6時間だけ借りようと思ったのだが車がない、仕方なく最後の一台という中型の車を借りた、小型より2000円ほど高い。
◆鹿児島港の駐車場
車は鹿児島港に置いてきたが、鹿児島に居る親戚の人のアドバイスを聞いたが、鹿児島は風向きによっては火山灰が積もる。この火山灰が車にとってはやっかいで、風で飛ばす以外ないようで雨で濡れると固まって余計やっかいになる。ワイパーなんか使ったら傷だらけなんだそう。仕方なくカバーを買っていった。普段は使わないモノなのに大変な出費で、旅行中持ち歩くのも邪魔な存在である。2ー8日までの駐車料金は8300円だった。
駐車場によって値段も違うので、長期間割引のある駐車場が良い。県営駐車場が6カ所あってまず満車になることはないようだが相当混雑していた。

洋上からの屋久島全景
宮之浦岳 (79)

鹿児島港からの桜島
宮之浦岳 (81)

◆GPS軌跡
宮之浦岳 (82)
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プロフィール

bunatoiwana69

Author:bunatoiwana69
山のソナタ集へようこそ!
19の時から山登りを始めて現在75歳。
東京の京橋に生まれ、都会に育ちながらも山の自然に憧れる。
脇目も振らず、馬鹿のひとつ覚えで山登り一筋。
時々の風景と想いを切り取りブログにしました。

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