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林道今昔

林道今昔  
林道今昔1
何とか軽車両が通る

林道今昔2
踏み跡になり、それでも歩いて行ける
かつては大型車両が通った道だ

大堰堤を作るために林道が整備され、
大型車両が行き来する立派な道が作られた。
その林道の恩恵を受けて山深く入り込んで、
豊かな手つかずの自然を享受した。
堰堤工事が終わり十数年がたち、
必要でなくなった林道は補修がされずに放置状態になった。
度々土砂崩れで通行できなくなったが、
それでも林道は健在で小型車両やバイクが通れるほどであった。


林道今昔3
大雨が道路を削ってゆく

林道今昔4
車の通らなくなった道は、そのうちガードレールも草木に飲まれてゆく

それからさらに十数年、
とうとう林道は数カ所で崩落して廃道同然になった。
草木は次第に林道を覆い尽くし、
踏み跡程になった道さえも藪に覆われてきた。
大型車両が通った舗装道路は所々に痕跡を残すだけとなり、
ガードレールも傾き草に埋もれた。
数十年にわたって渓谷へと通い続けた道が、
無くなって行く様を目の当たりにしてきた。


林道今昔5
人の歩く道さえ藪に覆われ消えてゆく
かつては自家用車で通った道だ

林道今昔6
まずは倒木が道を塞ぎ、自然回帰への始まりを告げる。

林道が健在だった昔に享受した自然は、
もはや歩き続けることでしか手に取ることができない。
藪の中から飛び出すかもしか、
熊の痕跡、
皮肉なことに自然はますます豊かに、
だが厳しくなった。


林道今昔7
自然が戻り、熊もやってくる。

大雨が降るたびに壊れてゆくのは自然ではなく、
人の痕跡と便利さだ。
日常の幸せなんかそこにある、
でも歩き続けないと得られない幸せが山にはあった。


林道今昔8
橋だけが痕跡を残し

林道今昔9
橋だけが自然回帰に抵抗しているように見える。
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プロフィール

bunatoiwana69

Author:bunatoiwana69
山のソナタ集へようこそ!
19の時から山登りを始めて現在75歳。
東京の京橋に生まれ、都会に育ちながらも山の自然に憧れる。
脇目も振らず、馬鹿のひとつ覚えで山登り一筋。
時々の風景と想いを切り取りブログにしました。

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