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水芭蕉の思い出

水芭蕉の思い出

水芭蕉の思い出 (1)
尾瀬ヶ原と燧岳

水芭蕉の思い出 (2
駒止湿原

 緑の衣につつまれた生まれたての真っ白な赤ん坊のように、
世間を知らないで暮らしたいと思っていた。
今が春ならづっと春でいたいと、願うだけ。
太陽が雲に隠れて明るさが足りない湿原。
でも強すぎる陽の光は無垢の花たちには辛いのかなって、
勝手に決めつけてしまう余裕のない自分に愛想をつかしている。


水芭蕉の思い出 (7)
沼ノ原湿原

水芭蕉の思い出 (6)

大丈夫だよって強がる人の弱さを分かってあげられるかな。
突然山の向こうからやってきた我々にしあわせをくれるなら、
我々も過去を忘れて優しくなろうよ。
一緒に夕日を眺めて明日の夢を見れるかな。
ビルの谷間からやってきて、独りで歩く勇気が欲しいけど、
結局息切れして思い出さえもなくして、情けない夢だけは見たくないな。


水芭蕉の思い出 (3)

誕生日は覚えているけど、
誕生した時間は分からない。
忘れたのではなくて覚えていないんだ、
覚えていないことはどんなに望んでも大切にはならない。
早朝、昼、夜中、
生まれの時間を考えるだけで自分の生を見つめられる。
遠くから見れば真っ白な絨毯、
群れて咲いているから驚きの景観になる。


水芭蕉の思い出 (9)
焼石連峰の水芭蕉

水芭蕉の思い出 (5)

いろんな所を巡り歩いて
結局行きつく所はみんな一緒、
花のように黙って咲いていなければ伝わらないことにもある。


水芭蕉の思い出 (4)

ただの群れに答えはないけれど、
人混みもひとり一人の集まり、
花も同じもののない株の集まり、
人は老いて、花はそのうち萎れて汚れてゆく。
でも自分から進んで萎れる花なんてないんだ、
それを忘れまい。


水芭蕉の思い出 (11)
落倉自然園
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プロフィール

bunatoiwana69

Author:bunatoiwana69
山のソナタ集へようこそ!
19の時から山登りを始めて現在75歳。
東京の京橋に生まれ、都会に育ちながらも山の自然に憧れる。
脇目も振らず、馬鹿のひとつ覚えで山登り一筋。
時々の風景と想いを切り取りブログにしました。

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